『Ghost Recon: Wildlands』のゲーム中には何種類の乗り物が用意されていますか?

Abboud: 陸・空・海に分類される、プレイヤーが運転できる60タイプ以上の異なる乗り物が存在します。ヘリコプターから、バイク、バギー、装甲車、ボートまで……。一般人の乗り物を奪うことも可能です。どのようにゲームの世界を移動するかはプレイスタイル次第。シチュエーションにあわせて自分に合った乗り物を選ぶのです。

Couzian: 『Ghost Recon: Wildlands』は、Ubisoftでも最大規模のオープンワールドアクションアドベンチャーゲームです。ゲーム中には、山岳地帯、砂漠、ジャングルをはじめとする11種類の環境があります。それらの広大な環境を移動するための、多彩なツールを用意する必要がありました。本作における乗り物の存在は興奮に値します。なぜなら戦術面の様々な可能性を生み出すからです。これは巨大なひとつだけのマップを舞台にする上で大変重要な点です。プレイヤーは好きな時に好きな場所に移動できます。ゲーム中のすべてのミッションは最初からアクセスでき、プレイヤーの望む順番で進められます。それを可能にしているのが乗り物の存在なのです。

――E3 2016プレスカンファレンスでは、麻薬カルテルのターゲットを狙うミッションが披露されました。ゲーム中には、何種類くらいのターゲットと、どのようなタイプのミッションが存在しますか?

Abboud: あのデモのプレイヤーの目的は、悪者をただ殺すというのではなく、捕まえて情報を入手することです。『Ghost Recon』というゲームのテーマは“Reconnaissance(偵察)”です。フィールドに出て戦術的な情報を得ることです。プレイヤーが対峙する麻薬組織は、4つの部門「製造」「警備」「影響」「密輸」に分かれています。「影響」は当局者などの地元住民への影響を意味します。すべてのミッションはこれら4つの要素が結びついており、例えば護衛の敵を攻撃したり、コカの栽培所を破壊したりします。

Couzian: ゲームがノンリニアな構造であるという点が最も大切です。ゴースト部隊の最終的な目的は、麻薬カルテルを解体することです。それぞれの任務の頂点にはボス敵がおり、その下には多数の配下がいます。どの敵から排除していくかはプレイヤー次第で、任務の目標はただ彼らを殺せばいいというものではありません。時には誘拐して情報を吐かせることもできます。麻薬カルテルは非常に複雑な組織で、ある敵を寝返らせることも可能です。ボスの個性やミッションタイプによって、目標は全く異なるものになるのです。

デカロン  RMT